【千里ライフサイエンス】千里ライフサイエンスセミナーW1「医療と生命科学におけるAI活用」
セミナー説明
1950年代から始まった人工知能(AI)の技術開発は、過去10年間に急速に発展し、様々な産業分野、社会生活の隅々にまで浸透しつつあります。医療や生命科学も例外ではありません。先行する放射線検査だけでなく内視鏡検査でもAIを搭載した製品が実用化され、病理診断から病院業務までAI技術の活用が進んでいます。また、タンパク質の立体構造を正確に予測するAlphaFoldが創薬研究に大きな影響を与えるなど、生命科学の研究方法論も大きな変革期を迎えています。ChatGPTの中核である大規模言語モデル、多様な応用を支える基盤モデルの出現は、医療・生命科学の在り方そのものをさらに大きく変革しようとしています。
このセミナーでは、医療や生命科学分野の基礎から実践までの様々な場面におけるAI技術活用の最先端事例をご紹介します。また、そこで得られた知見に基づいた研究開発の新たな可能性や方向性について議論します。
詳細情報
【詳細URL】詳細はこちら
【開催日時】2024年5月10日(火)10:30-16:20
【会場】ハイブリット開催 (現地:千里ライフサイエンスセンタービル)
【参加費】無料(定員: 会場参加160名 WEB参加500名)
【参加登録】要(申込期限:2024年5月7日 )
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アジェンダ
10:30~10:35 | 挨拶 公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団 理事長 審良 静男氏 |
10:35~10:50 | はじめに 産業技術総合研究所情報・人間工学領域 フェロー 辻井 潤一氏 |
10:50~11:30 | AIは創薬を変革できるのか 京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 ビッグデータ医科学分野 教授 奥野 恭史氏 |
11:30~12:10 | 人工知能によるタンパク質と核酸の分子設計 産業技術総合研究所 人工知能研究センター オーミクス情報研究チーム 主任研究員 齋藤 裕氏 |
13:20~14:00 | ロボティック・バイオロジーによる生命科学の加速 理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオコンピューティング研究チーム チームリーダー 高橋 恒一氏 |
14:00~14:40 | 阪大病院が取り組むAIホスピタル-課題と展望- 大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 教授 川崎 良氏 |
14:50~15:30 | 医療機器の発展と医療画像診断支援 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 機械学習機構研究チーム 研究チーム⾧ 野里 博和氏 |
15:30~16:10 | 病理診断におけるAI ⾧崎大学大学院医歯薬学総合研究科 情報病理学 教授 福岡 順也氏 |
16:10~16:20 | おわりに 産業技術総合研究所情報・人間工学領域 フェロー 辻井 潤一氏 |