【公募】戦略的創造研究推進事業 量⼦・古典の異分野融合による共創型フロンティアの開拓

担当機関
科学技術振興機構(JST)
事業分野
さきがけ
予算規模
1課題あたり予算規模は、原則として 3~4 千万円
公募期間
2023年4月11日(火)~5月30日(火) 正午
研究開発予定期間
2023年10月から2027年3月までの3年半以内
採択予定数
10件程度
詳細URL
https://www.jst.go.jp/kisoken/boshuu/teian/top/ryoiki/ryoiki_p01.html
事業概要
本研究領域は、量子コンピュータ・量子通信・量子センサー等の量子情報技術を単独または組み合わせて、ハードを造る・システム化する・ソルバーとして使う・ソフトを開発する・新しい使い方を開拓するにあたり、他の分野(素粒子・宇宙、物性物理、化学、材料工学、電気電子、情報処理、機械工学、計算科学、最適制御、AI、基礎数理など)の既存成果や考え方を積極的に取り入れたり、逆にこれらの分野に共創的に融合したりして分野の変化をもたらすことにより、新たな「量子フロンティア」の開拓を目指します。 これまでに培ってきた量子技術は、量子の特性を活かすために必要な従来型(古典)技術の蓄積を十分活用したとは言い切れないため、大規模化や実用化、新利用法開拓も十分とは言えません。このため量子と異分野との融合や、古典の蓄積をはじめとする異なる階層での融合を積極的に進めることでこれまでの状況を打破し、真の量子・古典ハイブリッドの超越性実現を目指します。そのために、周辺装置・エレクトロニクス・システムアーキテクチャ・アルゴリズム等での様々な協調・融合を推進します。また、原子・分子・イオン・光、超伝導材料、半導体材料、プロセス技術、レーザー技術などとの連携により、高いポテンシャルを持った新奇量子系、異なる量子系のハイブリッド方式、量子の制御方法や基盤となる基礎学理の拡大を探求します。 これらの新しい量子科学技術を追求することにより、従来不可能であったことを計算・予測・診断・制御することが可能となり、今後の経済・社会の発展や、より安全かつ安心な暮らしに繋がることが期待されます。

©(2023年)JST:https://www.jst.go.jp/kisoken/boshuu/teian/top/ryoiki/ryoiki_p01.html